歯磨きは毎日の習慣になっており、小さい頃から食事のあとはすぐに「歯を磨きなさい」と言われたものです。
この歯磨きの習慣があるのに年齢とともに口臭が気になる方も増えてきたのではないでしょうか?
実はこの口臭は年齢はあまり関係はしていなく毎日の歯磨きのしかたによって口臭が気になるようになっています。
またここ最近ではマスクをつける機会が多く自分の口の匂いが気になる方も増えているのではないでしょうか?
「こんなに臭かった?」となる方もまた、他人と話していても他人の口臭が気になる方もいるのではないでしょうか?
もしかすると自分も同じぐらい臭っているかもしれません。
口臭の原因は口の中
歯磨きを毎日しているのに虫歯になったり、歯周病になったりとしていませんか?
これは歯磨きのしかたが悪いのかもしれません。
歯を磨くのは歯の表面の食べカスや隙間に入った食べカスをかき出して口の外に出すことになります。
この食べカスが残っていると虫歯や歯周病につながります。
歯周病とは
歯と歯肉の境目の溝が深くなりその中に多くの細菌が住みつき歯周病となります。
歯医者とかで歯肉の高さをはかられたことはないですか?
チクチクと歯茎を刺激されるやつです。
口臭の原因は深くなった歯肉の溝に細菌が増殖してガスを出します。それのガス口臭の原因になります。
虫歯とは
口臭の原因は虫歯かもしれません。虫歯は独特の臭いを放ちます。
食べカスが歯の表面や隙間で放置されていると虫歯の細菌が繁殖して虫歯になります。
更に虫歯になって気づかずに食べカスが蓄積されると虫歯の進行が急速に進み口臭が臭くなります。
虫歯になった時は神経まで達しないと気づかない事が多いので口臭が気になりはじめたら歯医者で確認してもらうのもいいかもしれません。
歯磨きだけで口臭の元は除去できる
毎日、最低でも3回はするとおもいます。
中には1回や2回の方もいるかもしれません。
歯磨きだけでニオイの元となる細菌を除去できるのは60%程です。
ほとんど除去できますので毎日、やる価値はあります。
口臭が気になる方は磨き方が悪く食べカスが残っている可能性があります。
歯磨きの基本
- ブラシ面が歯の表面にきちんとあたっているか?
歯は立体で複雑な形のものが多いです。 - ブラシの力加減は合っているか?
ブラシに力を加えすぎると毛先が広がりちゃんと磨けません。 - 丁寧に1本ずつ磨いているか?
小刻みに動かして1本ずつ磨くのが基本です。
これができている人はそのまま続けてください。
歯磨きの時間は何分すればいいとありますが1本丁寧に磨くと1本当たり約15秒程かかります。
歯磨きするときは鏡を見ながらすることでブラシの広がり磨いている歯を確認する事ができますのでテレビを見ながらではなく鏡を見ながらやってください。
磨き残しをしないコツ
- 歯ブラシの毛先が届くよう意識しましょう
歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目または歯のかみ合わせ場所は食べカスが残りやすいところです。これらの部分は意識して磨きましょう。 - 歯は見えてる表面だけではなく歯の裏側も磨きましょう
見えているところだけでは磨き残しになります。見えない歯の裏までしっかり磨きましょう。 - 独自の磨く順番をきめておきましょう。
右上の歯の奥歯から左上の奥歯まで終わったらしたの歯を磨くという独自のルールを作りましょう。最終的に全て磨けていればオッケーです。
丁寧に磨くことにより食べカスが残る事がなくなります。毎日の習慣が口臭にも繋がりますので磨いたつもりにならないようにしましょう。
さいごに
歯磨きによって抑えられる口臭もあります。
口臭の全てが口の中と言うわけではありませんが大半が口の中です。
歯磨きは毎日の習慣ですので焦らずゆっくりとすることで予防できます。