会社の健康診断などで「BMI」という項目を聞いたことはないでしょうか?
BMIというのはBody Mass Indexの略で成人の肥満度を表す指数となっています。
暑さが和らぎ秋がやってくると食べ物も美味しい物がたくさんとれる時期になりみなさんの食欲も夏場に比べたら増すのではないでしょうか?
食欲の秋で体重が増えてしまって肥満度が気になったときにすぐに計算できる事ができますので紹介していきます。
肥満の判定基準
肥満度は数値化して表すことにより肥満なのか肥満ではないのかがひと目でわかるようになっています。
BMIは世界共通です。しかし、国によって肥満の判定する数値が違ってきたりします。
各国によって食の文化や食生活、骨格や体格などが違うためです。
WHO世界保険機構の基準では数値30以上を肥満としています。
日本では25以上の数値が確認されると肥満と判定されてしまいます。
日本の判定基準数値
低体重でやせ型は18.5未満となっています。
普通の体型で一般的な体重が18.5以上から25未満となります。
肥満度1レベルは25以上から30未満となります。
肥満度2レベルは30以上から35未満となります。
肥満度3レベルは35以上から40未満となります。
肥満度4レベルは40以上となります。
肥満度レベルはその後の食生活を見直すためにも必要でまた肥満度レベル1になれば脂質異常症や糖尿病、高血圧などの生活週慣病になるリスクがやせ型、普通体型の人よりも2倍以上の確率で高くなると言われています。
また、BMI数値が普通の数値範囲でも全く問題ないということはないので数値に過信しすぎるのはよくないので注意がひつようです。
体格、筋肉量、体型など個人差はあります。BMIだけでは計れないものもありますのであくまで参考程度にしとくのがいいと考えられます。
BMI計算のしかた
BMIの計算のしかたは体重と身長がわかっていれば求めることができます。
BMI式は[体重(Kg)]÷[身長(m)×身長(m)]になります。
身長は「cm」ではなく「m」で計算します。
例えば身長160cmで体重52Kgの方ですと以下のように計算します。
52Kg÷(1.60m×1.60m)=20.31となります。
BMI数値は20となります。
BMI数値が高かった場合
有酸素運動しかありません。体を動かして少しでも体重を減らしていくしかないのです。
身長を伸ばすことはほぼ無理に近いですので体重をコントロールしていきましょう。
また食事などもタンパク質を摂取をするようにして油もの、甘いもの、炭水化物はとり過ぎないようにすることも大事です。
1日の摂取カロリーが計算できるかたはカロリーオーバーしないような食事を心がけてください。
成人男性で2000kcal、成人女性で1800kcalとなっています。
さいごに
簡単な肥満度チェックができる計算式を紹介しました。
正確なBMI数値が知りたい方は病院受診をして健康診断を受けてみてください。
食事生活が現代は変わりつつあります。体型だけ気にしていても体は異常をきたしている可能性もありますので生活習慣病になる前に見直す必要があります。
未来の体を作るためにも現在から病気になりにくい体づくりをしていきましょう。